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  • 執筆者の写真朝野裕一

奇跡の勝利と言ってはいけないのかも?!

昨日のラグビーワールドカップでのアイルランドに対する勝利を

奇跡の勝利と称しましたが、

ゲーム後の両チームの監督・キャプテンの記者会見や番組の解説などを

聞いていて、ちょっと考え直してみると、決して奇跡という言葉では

片付けられない要因がいろいろあるのではないかと思います。

少し細かいかもしれませんが、いくつか挙げてみましょう。

◯ 地元大会ということで、日本チームは特にこの1年間十分にこの

戦いをイメージして準備してきた。

◯ アイルランドは第1戦から中3日という厳しいスケジュール下での

戦いだった。

◯ 日本チームを決して侮ってはおらず、予想通りの厳しい戦いだった

とアイルランドの監督は試合後にコメントしていましたが、それくら

い日本の実力はアップしていた。

◯ とはいえ、厳しいスケジュール下ではあるが、やや日本に対する

作戦・戦略が不足していたのではないか。

◯ 日本は地元ということで比較的有利なスケジュールで戦える。

これはどの国も同様で特に公正さを欠くことではないと思っています

◯ 逆に地元のプレッシャーからガチガチの緊張したプレイが第1戦の

ロシア戦の前半に認められたが、その後半以降にそのプレッシャーから

解放され、第2戦目で強豪と対戦できたというタイミング。

◯ そこで、日本チームは戦いに集中しつつそれを楽しむレベルまでに

達してきていた。

これらの条件が全てかみ合った結果なのかもしれません。

いずれにしても、

世界にジャパンの強さをさらにアピールできたと思います。

なによりも今までの見えない努力がここという時と場所で発揮できた

ということなのだと思います。

単なる奇跡では、特にラグビーという競技では勝てないでしょうから、

本当にこの8年間の道のりで日本ラグビーは確実に進歩しているという

ことだと思います。

と同時に、

ここからがまた本当の厳しい戦いになると思いますが、とにかく

ベスト8までは行って欲しい!

と思います。

サッカーではまだベスト16の壁を破れていないので、レギュレーション

の違いはあれど、先にラグビーがそれを達成してくれることを強く

願っています!!

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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